本日はニュースで話題になっているソラコムについてです。
KDDIが200億円で買収することで話題になっています。
まず株式会社ソラコムという会社について説明させていただきます。
会社概要に「セキュアでスケーラブルなクラウドネイティブなIoTプラットフォームを提供しています」とあります。
難しいので少し調べていきましょう。
IoTとは
Internet of Thingsの略で「モノのインターネット」です。
例えばスマートフォンであれば「インターネット×携帯電話」、セコムであれば「インターネット×家」といったものです。
現在IoTの普及が進んでいます。
最近自動車の自動運転についてはよく耳にしますよね。
また健康管理のためのウェアラブルデバイスなども目にすることもあるかと思います。
農業や工場の機械においてもIT管理によって人件費の削減が進んでいます。
IoT普及のためのインフラ整備
このIoTの普及が進む中で重要になってくるのがインターネットの通信環境などといったインフラになります。
そこで事業展開しているのが株式会社ソラコムです。
創業者はAWSというアマゾンによるクラウドサービスを提供している事業に携わっていた方です。
ソラコムはスマホでもよく聞くSIMカードをIoTデバイスに提供していて、IoTデバイスに最適化された通信環境を提供しています。
ソラコムのサービス
それではいくつかソラコムのサービスについていくつか紹介していきます。
①SORACOM Air
これはIoTデバイスのSIMカード導入サービスです。
これによってIoTデバイスが簡単にネット接続が可能になります。
②SORACOM Beam
こちらIoTデバイスとサーバーの間のデータやり取りが可能になるシステムです。
IoTにおいて大切なセキュリティの担保も十分になされています。
③SORACOM Canal
こちらはクラウド側のセキュリティ管理に役立つサービスになります。
クラウドに非公開でアクセスできるサービスとなっております。
このようにIoTデバイスを快適に利用できる環境を提供しているのがソラコムという会社になります。
今回のKDDIによる買収のニュースは遂に!という側面もあります。
というのもこの2社は2016年10月に共同開発を発表するなど既に足並みを揃えていたからです。
今回の買収はKDDIが次なる社会でのインフラ事業において大きな一手となることでしょう。
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