昨日テックビューロ社がCOMSAというICOプラットフォームをリリースして話題になっています。
そこで本日はいま話題のICOについて書きたいと思います。
▼IPOについて
まずはIPO(Initial Public Offering)について触れたいと思います。
IPOでは企業が上場前に自社株を公募価格で投資家から資金調達することができます。
一般的に公募価格は安めに設定されており、初値の方が高くなるため投資家はIPO株を上場時に売って利益を得ます。
▼じゃあICOってなに?
ICOとはInitial Coin Offeringの略です。(これはIPOになぞらえてあります)
ICOは新規暗号通貨(仮想通貨)を発行して、それを販売することで開発や研究の資金調達を行う方法を指します。
IPOとの違いとしては証券会社の仲介がないので、発行元から新規暗号通貨を直接購入することができます。
▼ICOのなにが良いの?
企業、投資家の両者にとってメリットがあります。
◯ICO発行者(企業)のメリット
IPOでの資金調達は証券会社を仲介しなければならずハードルが高いです。
しかしICOでは広く応募することができるので用意に資金調達ができます。
またそのプロジェクトを広げていくことで新規暗号通貨の時価が上がっていくというメリットもあります。
◯購入者のメリット
プロジェクトが成功することで新規暗号通貨の時価が上がっていくことが上げられます。
できるだけ早く購入すればするほど安く手に入れられます。
▼ICOっていいことばかり?
デメリットもあります。
通貨価値が変動しやすいので、投資リスクも大きくなります。
また現在は暗号通貨のバブル状態にもあるので、いつか弾ける可能性を大いにはらんでいます。
▼今回リリースされたCOMSAって何?
テックビューロ社とは仮想通貨取引所Zaifを運営する会社です。
そこで今回リリースされたのが企業を対象にしたICOプラットフォームであるCOMSAです。
このプラットフォーム上では新規暗号通貨の発行、取引所の利用などブロックチェーン技術導入のサポートが受けられます。
これまではICOは自社でブロックチェーン技術を持っていなければ参入できなかった状況がありましたが、このCOMSAによってあらゆる企業が参入できるようになりました。
まとめ
このCOMSAには既に2社が参加しています。
あのCAMPFIREが参加していることも話題になっています。
これからICOは資金調達方法として1つの大きな形となっていくでしょう。
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