最近テレビCMも始まり話題を読んでいるDMMバヌーシー、1口1万円から馬主になれるそうです。
気になったので調べてみました。
<DMMバヌーシーとは>
株式会社DMM.com証券が運営するサービスとなっております。
ちなみに馬主登録はDMMドリームクラブ株式会社という法人を立ててなされています。
少しややこしいですね。
DMMバヌーシーは愛馬会法人とクラブ法人の2つから成り立ちます。
愛馬会法人は競走馬を購入してクラブ感員から出資を募り、クラブ法人は愛馬会から競争馬出資を受け、馬主としてレースに出走させることができます。
獲得賞金が両法人を通じてクラブ会員に配当されるという仕組みです。
<出資に必要な手続き>
①口座開設
これはDMM.com証券の口座を解説しなければなりません。
ちなみにDMM.com証券はFX取引高で日本トップです。
②出資
口座を開設すると出資が可能になります。
こちらアプリからの出資です。
まずアプリ内で出資する馬を一覧から選びます。
そして1口1万円で購入口数を入力して確定します。
たったこれだけです。
こんな簡単に馬主になれるんです。
<投資としてのバヌーシー>
口数が1万の馬に1口出資したとします。
その分配金は1万分の1です。
例えばディープインパクトで考えてみます。
現役期間が2年間で生涯獲得賞金は14億5000万円程度です。
馬主の取り分は70%程度なので 10億円程度となります。
この馬に1口出資していたとすると、10万円の分配金を得られる計算となります。
あのディープインパクトで10倍と考えるとそんなに大きなリターンには思えませんね。
ちなみに113戦0勝のハルウララの生涯獲得賞金が112万9000円なので、計算すると、、、
なんと!たった80円の分配金しか得られません。
投資という感覚で利用するには割に合わないようです。
簡単に馬主になれて競馬を楽しむことができる点がこのサービスの良さかもしれません。
<ちなみに>
賞金とは違いますが、各公営ギャンブルの年間売上を見ていきます。
競馬・・・約3兆円
競艇・・・約1兆円
オートレース・・・約700億円
地方競馬・・・約5000億円
こう見るとギャンブルは大きなお金が動いていますね。
ちなみに私営ですが、パチンコ業界は約18兆円だそうです。
こうしてみるとIR推進法案によって各地域のカジノ誘致が盛んに行われていましたが、これだけのお金が動くギャンブル業界はやはり行政としても目が離せませんね。
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